修理工具図鑑

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裏蓋オープナー(特殊タイプ)

◆特殊裏蓋オープナー

一部ではありますが、特殊な構造のケースを開けるための工具です。例えば、裏蓋と本体ケースが一体になっている「ワンピースケース」や、ロレックスなど裏蓋専用のコマが必要なものなど多伎に渡ります。時計にダメージを与えず確実に開けるためには必ず必要なもので、使用にも高い熟練を要します。


 
 

裏蓋オープナー(汎用タイプ)

◆汎用裏蓋オープナー
これらは時計の裏蓋を開けるための専用工具です。一般に「スクリューバック」タイプと呼ばれる仕組みで、防水性能が高い時計によく用いられています。この回転式タイプの裏蓋を開けるために必要となります。時計ケースの形状や種類によって写真のようなさまざまなオープナーを使用して確実に開けます。

 
 

自動巻きワインダー

◆自動巻き用ワインダー
この装置は自動巻き上げ機といって、自動巻の時計を先端に取り付けてゼンマイをゆっくりと巻き上げてくれるものです。 主に出来上がった時計の巻き上げ効率の具合や、遅れ進みの平均を調べることに使われます。一般のワインディングマシンと違い、回転軸が二つありさまざまな姿勢を再現できるプロ向けの装置です。

 
 

ポンス台セット

◆タガネセット(ポンス台)
当店では修理士一人一台ありますが、中でも一番種類が豊富なセットがこの「スタータガネセット」です。この工具は部品の加工や修理をする際のさまざまな作業に応用できるものです。例えば、歯車の調整や軸受の調整、針の取り付けにも応用できます。非常に高価でデリケートなので使用には十分な注意が必要です。

 
 

実体顕微鏡

◆実体顕微鏡 「SZ-61」 「SZX-7」
この顕微鏡は部品を立体的に見ることができ、注油や部品の確認などに用いています。倍率は約6倍から45倍まで可変することができ、髪の毛よりも細い部品もはっきりと確認することができます。左の顕微鏡は、カメラを取り付けることができ、部品の様子を画像にて保管することができます。当店では一人一台使用しており、精密な修理作業の確実性を上げております。

 
 

歩度測定器④

◆歩度測定器 MTG-3000
これは機械式時計の歩度を、本体の液晶画面により点線グラフとデジタル表示することができる測定器です。この測定器は付属の専用ピックアップに乗せてあとは自動で感知して表示してくれます。非常にシンプルで使いやすく、当店では受付時などのお客様との状態確認や、修理の際の精度調整用として用いています。

 
 

歩度測定器③

◆歩度測定器 IC-70
この測定器は、機械式時計の歩度を紙によるグラフで打ち出すタイプのものです。現代のデジタル式が登場する前に多くの時計士さんやメーカーで使われていた有名なタイムグラファです。記録はレシートのようなロールペーパーに、細かい点を次々に打ってゆき、その様子から時計の歩度や片振りを読み取るものです。情報が紙で出るので保存したり、長時間の記録に威力を発揮します。

 
 

歩度測定器②

◆歩度測定器 QT-2100
この測定器は、特にクォーツ(電池式)の時計の測定に適した装置です。機械式時計の測定も可能ですが表示機能がデジタルであるためにクォーツ時計の計測に非常に便利です。装置自体の精度は非常に高精度で、日差1/1000秒(年差レベル)まで測れます。当店では、クォーツ時計の精度調整や歩度の確認などは主にこの測定器を使用しております。

 
 

歩度測定器①

◆歩度測定器 WT-2000
これは当店の時計用測定器でメインに使われているものです。非常に多機能で、機械式やクォーツ時計の歩度(遅れ進み)はもちろん、時計回路の電気的測定・磁気帯び具合などさまざまです。また、パソコンと連動させることによりグラフで細かく確認することができます。
電池交換からオーバーホールまで一台で大活躍です

 
 

防水試験機

◆エアー加圧式防水試験機
これは防水試験機といって、腕時計の防水性能が機能しているかを調べる装置です。時計をカプセル内部にセッティングして、目的の圧力などを設定し、あとは自動的に判定してくれる非常にスグレモノです。ただし、設定値や時計の性能など熟知したうえで使用しないと時計を壊してしまいますので、プロ向けの装置となります。 

 
 

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